アンテナ工事に関する用語の詳細を50音順にまとめました
電波を受信したり送信したりする装置の総称。
テレビアンテナの場合、大きく分類すると地デジアンテナ(地上デジタル放送用)とBS/CSアンテナ(衛星放送用)の2種類に分けられる。
アンテナマストとは、アンテナを取り付けるための軸となる棒。錆びないように今はステンレス製のものが使用されている。
アナログ放送とは、かつて利用されていたテレビ放送。アナログ信号の伝達を利用したテレビ放送の事を言います。2011年に地上デジタル放送化に伴いアナログ放送は終了しました。
アンプとは、別名ブースター(増幅器)と呼ばれる帯域を増幅させる機械。一般的に電柱などに取り付けられる場合はアンプ、個人宅で使用されるものはブースターと呼称される。
アンテナミキサーは混合器とも呼ばれ、地上デジタル放送、衛星放送などのそれぞれの信号を伝達する複数のケーブルを一つにまとめてスッキリさせるために使います。
一方、まとめらたケーブルを再度それぞれのケーブルに分ける機器を分波器と言います。
位相(いそう、Phase、フェーズ)とは、周期的な波動などの中での状態や、位置を表す言葉です。
EスポとはスポラディックE層の略称。
春から夏ごろにかけて、上空約100km付近に突発的(スポラディック)に発生する特殊な電離層。
Eスポが発生すると、通常では受信できないはずの遠方の地域や国のVHF放送等を受信してしまう(異常伝播現象)
アナログ放送が終了し、地上デジタル放送が主流となった今ではテレビ放送における当障害は解消しました。
インシュレーターとは配線(同軸ケーブル)をアンテナマストに固定するために使用される部材。
衛星放送とは上空36,000kmのところにある人工衛星をから電波を受信して視聴する仕組みです。一方、地上間で電波を受信する仕組みを地上波放送と言います。
衛星放送は電波が建物や地形の影響で乱れることがない事から山間部でも視聴が可能。
NHK(エヌエチケー)とは、日本放送協会のこと。全国にあまねく放送を普及させ、豊かで良い番組による放送を行うことなどを目的として設立された法人。大河ドラマや紅白歌合戦などさまざまな番組が放送されている。
片方向通信とは送信側から送られたデータを受信者が一方的に受け取るのみで、受信者側からデータの送信等のやりとりが出来ない仕組み。
例としてテレビのクイズ番組や占い番組で視聴者も選択(データの送信)が出来る場合は双方向通信と言います。
共同アンテナとはテレビの受信レベルが悪い山間部などの難視聴地域において、1つのアンテナを複薄の世帯で共有して利用する仕組み、施設。共同受信施設(共聴施設)とも呼称します。
共聴(きょうちょう)とはテレビの放送を複数の世帯で共同で受信・視聴すること。
ケーブルテレビ(CATV)とは地上波放送や衛星放送を受信した事業者が、光ファイバーケーブルと同軸ケーブルを使って各家庭まで送信する仕組み。
アンテナで地上波放送を受信できない家庭は、ケーブルテレビを利用して地上波放送を視聴する事が出来ます。
減衰(げんすい)とはケーブルの長さに比例して損なわれる電気信号の損失具合のことを言います。一般的にアンテナからのケーブルの長さが延びるほど、機器(テレビ等)に到達する信号は弱くなります。
混合器は別名アンテナミキサーとも呼ばれ、地上デジタル放送、衛星放送などのそれぞれの信号を伝達する複数のケーブルを一つにまとめてスッキリさせるために使います。
一方、まとめらたケーブルを再度それぞれのケーブルに分ける機器を分波器と言います。
サイドベースとは突き出し金具、マストベースとも呼ばれるアンテナマスト(軸棒)を固定するための土台。外壁にビスを打つ事で固定します。
サテライトとは英語のsatellite(衛星)の音訳。BS/CSはそれぞれ「Broadcasting Satellites:ブロードキャストサテライト」、Communication Satellites:コミュニケーションサテライト」の略称。
サドルとはアンテナ工事業界においては、配線、ケーブルを壁に固定する部材の名称として使われる。
支線とはアンテナが倒れないように固定するためのワイヤーを言います。複数の方向(主に2〜4方向)からアンテナを引っ張る事で固定します。
支線釘とはステーアンカーとも呼ばれるアンテナの支線を固定するための機材を言います。
受信障害とはテレビやラジオが何らかの原因で放送電波を受信できていない状態。類義語として電波障害がある。
受信レベルとはテレビ放送の受信電波の強さを示す指標のこと。
条(じょう)とは同軸ケーブルを数える際の単位。
スカパーとはスカパーJSATが運営する有料多チャンネル放送、ストリーミング動画サービス。運営元の株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズの略称。
高強度鋼管という標準的な鉄骨よりも約2倍強い鉄を使用して作られ、2012年に開業した東京都墨田区押上にある電波塔。
ステーアンカーは支線釘とも呼ばれるアンテナの支線を固定するための機材を言います。
ステーリングとは「支線止め金具」のことを言います。マストの間に取り付けて支線を固定する役割があります。
接栓(せっせん)とは同軸ケーブルの端に取り付けるコネクタのこと。
双方向通信とは送信側と受信者側の間でデータのやりとりが出来る仕組み。
例としてテレビのクイズ番組や占い番組で視聴者も選択(データの送信)が出来る場合は双方向通信と言います。
増幅器とは別名ブースター(アンプ)と呼ばれる帯域を増幅させる機械。一般的に電柱などに取り付けられる場合はアンプ、個人宅で使用されるものはブースターと呼称される。
地デジ(地上デジタルテレビ放送)とは、従来のアナログ放送と比較して、ゴーストや雑音のない映像と音声を受信することができる放送です。
地デジは視聴者との間の双方向通信が行えるなど、より近代的となった放送の仕組みとも言えます。
突き出し金具とは、サイドベース、マストベースとも呼ばれるアンテナマスト(軸棒)を固定するための土台。外壁にビスを打つ事で固定します
DXアンテナ(デラックスアンテナ)とは神戸市西区室谷1丁目2番2号に本社を置く日本のアンテナ機材メーカー。
同軸ケーブルは、アンテナ工事、電気通信工事に使用される電線の一種です。断面は中心から主に以下の4層で構成されている。
難視聴地域とは、山間部や離島で付近に送信所がない、もしくはその地域の地理的状況の影響により、地上波放送が視聴できない地域のことを言います。
対策としては共同アンテナの設置、ケーブルテレビへの加入などがあげられます。
日本アンテナ(ニッポンアンテナ)とは東京都荒川区西尾久7-49-8に本社を置く日本のアンテナ機材メーカー。略称: 日アン
ヌルポイントとは、テレビ放送のように複数アンテナで同一波送信を行う場合に、それぞれのアンテナから発射された電波が干渉しあってお互いに打ち消しあってしまう場所のことを言います。
位相差をつけるなどして回避が可能です。
バケット車とは高所作業車のこと、2m以上の高さに上昇出来る能力を持ち、昇降、走行が可能な作業者。
パラボラアンテナとは、金属の板や網でできている円、お椀型のアンテナ。一般家庭ではBS/CSなどの衛星放送の受信に使用されます。
ビル陰とはアンテナ工事業界における難視聴地域を指す言葉の一種。ビルなどの障害物の陰になっており電波を受信できない場所。
ビル共とはビル共聴の略称、ビル内におけるテレビの共同聴視施設のことを言います。
デジタル地上波放送の周波数上のチャンネルの事を指します。以下に東京スカイツリーにおける物理チャンネルの例を記載します。
※実際のリモコンのチャンネルとは異なります。
保安器とは、アンテナの避雷設備の事を指します。ケーブルテレビや共同アンテナにおいて多く利用されています。
マスプロ電工とは愛知県日進市浅田町上納80番地に本社を置く通信機器メーカー。
八木式アンテナとは東北大学に所属していた八木秀次氏と宇田新太郎氏の共同研究によって発明された、魚の骨のような形をしたアンテナ。
日本では主に地上デジタル放送を観るためのUHFアンテナとして普及しています。